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イースターから50日目がペンテコステ?

キリスト教の三大例大祭といえば、降誕祭(クリスマス)、復活祭(イースター)、そして聖霊降臨日(ペンテコステ)。このうちクリスマスは12月25日固定ですが、復活祭と聖霊降臨日は移動祝日で日付が毎年かわります。ただ、「復活祭から50日目(49日後、7週後)の日曜日が聖霊降臨日」という関係は一定です。

ですが、なぜ50日後なのかがよくわからないのです。
確かに、聖霊降臨があった日については使徒言行録2章1に「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、」と明記されています。この五旬祭とは「50日目の祭り」の意味です。
五旬祭が「50日目の祭り」であるというこの「50日目」とは、過越し祭から数えて50日目(49日後)ということです。
一方、主イエスの復活が過越し祭よりあとだということは、聖書から明らかです。イエスは弟子たちとともに過越しの食事をしました。いわゆる「最後の晩餐」で、教会によっては復活祭の前の木曜日(聖木曜日または洗足木曜日とも)の晩に記念しています。イエスはこの過越し祭の食事のあとゲツセマネでとらえられ、金曜の午後に十字架で死に、夕方(日没で日付が変わって安息日が始まる前)に葬られ、三日目(ニ日後)の日曜日の朝に復活したわけです。
で、聖霊降臨があったのは五旬祭つまり過越し祭から50日目。現在、「(キリスト教の)聖木曜日」と「(ユダヤ教の)過越し祭」は必ずしも同日となりませんが、現在「聖木曜日」と呼ばれている日が「過越しの食事の日」だったとして記念されるのであれば、この木曜日から50日を数えなければならないはずです。
より正確に言えば、洗足木曜の聖餐式を行っている教会では木曜の日没後に聖餐式を行いますが、(現代の教会暦もそうですが)主イエスの時代は日没で日付が変わります。つまり「聖木曜日の日没から、聖金曜日の日没まで」から50日を数えることになり、聖霊降臨があったのは昼間ですから、2009年のカレンダーでいえば5/29(金)が聖霊降臨日にあたるということになります。


ところで、ここまで意図的に「ペンテコステ」という言葉を極力避けてきました。というのも、ペンテコステが何を指すのかが、不勉強なもので私にはよくわからないからです。
言葉の意味としては、ギリシャ語の「50番目、50日目」から来ているというのは聞いていますが。
「一同」は「過越し祭から50日目」を記念するために集まっていたけれど、それとは関係なく現代の教会では「主の復活から50日目」を記念する、という意味であれば、「ペンテコステとは聖霊降臨(を記念する)日のこと」という意味なのでしょう。
ただ気になるのは、50日目の意味から来ているこのギリシャ語は、「五旬祭」をギリシャ語に訳したものなのではないかというところなのです。もしそうであるなら「ペンテコステとは聖霊降臨日のことで」というのは間違いで、正しくは「ペンテコステ(五旬祭)の日に聖霊降臨があって」ということになります。
このあたりは、当時の「ギリシャ語を話すユダヤ人」が五旬祭をなんと呼んでいたかを調べる機会があったらまた書きたいと思います。

〔2009年3月31日追記〕
レビ記23章15に、安息日の翌日から数えて満七週と書いてありました。
主の復活は安息日の翌日だから、五旬祭はイースターから50日目(七週後)で正しかったわけですね。あぁ、恥ずかしい。
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