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金がかかっても政府専用機は必要

日本政府が政府専用機の整備を委託している日本航空で、現在のボーイング747-400の整備が困難になるため、あと10年は使えるという機体が数年以内に退役となりそうだとのこと。
mainichi.jp

現在の機体は、そのむかし米国の対日貿易赤字を減らすために購入したというから、おそらくは購入価格やその後の維持費などは度外視されていたことでしょう。まだ10年は使えるというのに、流行りの言葉でいえばもったいない話ですが、古いブツの維持が現実的でないというならそれはそれで仕方ない。

それよりも、上記記事に『財政状況が厳しい中「民間機をチャーターすべきだ」との意見も』とあるのは、それは絶対にダメです。

記事中に『政府関係者は「先進国は全て政府専用機を持っている」と説明する。』とあります。確かに、見栄ということではこれは対外的に見栄を張りたい分野です。
でもそれだけじゃないんです。

民間航空会社なんてイザって時にアテにならないことは、イラン・イラク戦争のときに日本中が思い知ったんじゃなかったでしょうか?

1985年3月17日、イラクのフセインが、48時間の猶予期限後はイラン上空を飛ぶ全ての航空機を攻撃すると宣言。各国ともこの期限以前に自国民を脱出させようと飛行機を飛ばしました。
でも日本政府は国内航空各社から「そんな危ねーとこ飛べるか」と断られ、私たちは現地の200人を超える日本人を見捨てるしかなくなりました。
私たちは現地の日本人に「赤ん坊を抱えた家族だろうとも、都市に対する爆撃も絶え間ない陸路を自力で横断して国境まで脱出してくれ」と言うしかなくなったのです。

幸いあのときは、何の見返りもなしにトルコ政府が邦人救出に飛んでくれました。そのかわりにイランにいたトルコ国民(約500人と言われます)が隣国とはいえ陸路を車で脱出することになってまで。それは現地大使の人脈と、何よりトルコ国民の(エルトゥールル号事件以来の)親日感情のおかげであって、日本には日本人を見捨てる航空会社のほかには、何も手段がなかったのです。

喉元すぎれば熱さ忘れる、なのでしょうか。
これもまた平和ボケの一環なのでしょうか。

今からでもいい。
航空自衛隊で維持運用となれば民間よりコストがかかるでしょうけれど、それでもいい。
いざって時に、民間に左右されないで飛べる政府専用機を!

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