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NHK高校講座を見て、進化論の怪しさを思った

NHK教育テレビの高校講座に相変わらずはまっています。おもに文系の教科を見ているのですが、何の気なしに録画した生物の7月1日放送分が個人的におもしろかったです。「ホルモンと自律神経」の第1回でした。
何がおもしろかったかというと、体というのはよくできてるなというのもあるのですがそれより、進化論はやっぱり怪しいぞと思えて仕方なくなってきたのです。

などとクリスチャンがいうと「進化論が間違いだというなら、神が創造したという証拠を見せろ」と言われそうですし、実際に私は神による天地創造を信じているのですが、「進化論でなければ聖書、聖書でなければ進化論」などという二択ルールはどこにもないんですよね。「進化論は怪しい」と「聖書は正しい」はまったく別の話です。というわけで、今回は聖書には触れずに、進化論の怪しさを書こうと思います。進化論に関する私の知識は、それこそ小中学校レベルではあるのですが。

高校講座の話に戻ります。
ヒトの体は60兆もの細胞があるが「どの細胞が」「いつ」「どのくらい」働くかが保たれ、細胞が調和していることが大切、ということでたとえば発汗による体温調節は「(外部環境が)暑いとき」「汗腺が」「体温を下げる(一定に保つ)のにちょうどよいくらい」働くということでした。
ここで、それぞれの細胞は、いつ働いたらいいか、どのくらい働いたらいいかわからないといけないわけですが、その情報を伝える仕組みとして、自律神経による情報伝達の仕組みと、ホルモンという物質による情報伝達の仕組みがあります。

ホルモンは、内分泌細胞(内分泌腺)から分泌され、血液によって運ばれて、働くべき細胞に届きます。ここでおもしろかったのは(でも当然といえば当然ですが)ホルモンを受け取る細胞は、ホルモンごとに決まっているということ。ある内分泌細胞から出たホルモンは、そのホルモンをキャッチできる受容体を持つ特定の細胞(標的細胞)だけが受け取れて、受容体があわない細胞はスルーするのです。

さらに、脳下垂体と間脳(視床下部)は、他の内分泌腺(内分泌細胞)のホルモン分泌を調節する働きを持っています。それぞれの内分泌腺がどういうタイミングでホルモンを出したらいいかを調節しているわけです。
たとえば、間脳(視床下部)が、血液中のチロキシン(ホルモン物質のひとつ)が減っているのを感知し、「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」を出す。これを脳下垂体前葉の受容体がキャッチして、「甲状腺刺激ホルモン」を出す。これを甲状腺の受容体がキャッチしてチロキシンを出す、という具合に階層構造になっている。

このチロキシンがどのような働きをするのかよくわからなかったのですが、最初の発汗の仕組みでいうと、次のような流れになっているのでしょう。
(1)脳下垂体とか間脳とかが、体温の上昇を感知する。
(2)階層構造を経て、汗腺細胞を刺激するホルモンが血中に放出される。
(3)汗腺細胞の受容体だけが、このホルモンをキャッチする。他の細胞の受容体はこのホルモンを受け取らない。
(4)汗腺細胞が働く(汗をかく)ことによって、体温が下がる。
(5)脳下垂体とか間脳とかが、体温の平常化を感知する。
(6)階層構造を経て、汗腺細胞を刺激するホルモンの血中への放出がおさまる。
(7)汗腺細胞の受容体がホルモンをキャッチしなくなる。
(8)汗腺細胞が働きを止める(汗をかくのをやめる)。

番組の話はここまでですが、ここでもし進化論が正しいのであれば、ある種の中で突然変異によって発汗による体温調節という機構を獲得した個体が現れ、その個体の子孫が他よりも生き残るのに適していたということで自然淘汰の結果として種全体が汗をかくことのできるようになった、ということになるはずです。
でもそれは、(1)から(8)をすべて同時に(つまり1世代の突然変異で)獲得したというのでしょうか。それとも長い時間をかけて一つずつ獲得していったというのでしょうか。

(1)から(8)を一つずつ獲得していくというのは、ちょっとありえないことのように思います。
(1)から(8)のすべてがそろってはじめて機能するのですから、どれか一つでも欠けている状態では、適者生存とか自然淘汰とかの上で「発汗による体温調節」はちっとも有利になりません。(1)だけを獲得した個体も、(1)以外のすべてを獲得した個体も、どれも獲得していない個体も、淘汰されずに子孫を残す可能性はまったく同等ということになります。
つまり、(1)を獲得した個体の子孫は何世代かあとには(2)を獲得し、ということになるとはいえないのです。(1)を獲得した個体の家系が(2)を獲得する前に淘汰されてしまう可能性は、(1)から(8)のどれも獲得しなかった個体の子孫と同じになるわけです。
とすると、(1)だけを獲得した個体が現れたが、その子孫が絶え、(2)だけを獲得した個体が現れたが、その子孫が絶え、ということが限りなく繰り返されます。
そのうちには、(1)を獲得した個体の子孫が(2)も獲得するということも可能性としてはありえるでしょう。けれど(1)と(2)を獲得したものの子孫が絶え、(2)と(3)を獲得したものの子孫が絶え、ということがまた限りなく繰り返されます。
こうして、せっかくの突然変異が何の意味もなく、ということが果てしなく繰り返された末に(1)から(8)のすべてを獲得した個体が登場して初めて、生存上で有利になるわけです。

今、説明のために(1)の次に(2)という順で話を組み立てましたが、実際には、(1)から(4)を獲得した個体はその時点で(5)から(8)を獲得していなければなりません。「汗をかく仕組み」を獲得する前に「汗を止める仕組み」を獲得しておかないといけない。つまり、やっとの思いで(1)から(7)を獲得したとしても、その個体は、(5)から(8)を獲得した個体よりも環境変化(暑さ)に弱いのです。いちど汗をかきはじめたが最後、氷河期になろうが脱水症状をおこそうが汗は止まらないという家系は、あっというまに淘汰されてしまいます。

こうなると、汗をかいて体温を調節するというたったそれだけのことのために、いったいどれだけの突然変異を繰り返さないといけないのでしょうか。突然変異というのはそんなに頻繁に発生するものなのでしょうか。(1)から(8)を一つずつ獲得していくというのは、数字の上では可能性はゼロではないと言われても「でもゼロも同然、限りなくゼロに近いじゃん」としか思えません。

とすると、(1)から(8)を一つずつではなく一度に獲得したのでしょうか。そのほうがまだ可能性があるように思えてしまいますが、今度は8つの突然変異が一度の世代交代で発生しなければならなくなります。

いずれにしても、いったいどれくらい突然変異がおきれば、汗をかいて体温を調節するということを進化の過程で獲得できるのでしょうか。せっかくの突然変異が無駄になる可能性の高さを考えると、世代交代のたびに突然変異を起こすくらいじゃないと間に合わないのではという気さえするのですが。
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